白色申告と青色申告の違いをわかりやすく解説【2026年版】
2026-03-28
📋 目次
白色申告と青色申告、何が違うの?
個人事業主・フリーランスが確定申告をするとき、「白色申告」か「青色申告」を選ぶことになります。
どちらを選ぶかで、節税できる金額が大きく変わります。
結論から言うと、青色申告のほうが圧倒的にお得です。 手間は少し増えますが、会計ソフトを使えば大きな差はありません。
一番大きな違いは「最大65万円控除」
| | 白色申告 | 青色申告 |
|---|---|---|
| 特別控除 | なし | 最大65万円控除 |
| 記帳方法 | 単式簿記(簡易帳簿) | 複式簿記(ソフトなら自動) |
| 赤字の繰越 | できない | 3年間繰り越せる |
| 専従者給与 | 原則経費不可 | 全額経費にできる |
| 少額減価償却 | 通常の減価償却 | 30万円未満を一括経費計上可 |
| 申告書の複雑さ | シンプル | 少し多い |
| 事前申請 | 不要 | 開業から2ヶ月以内に申請が必要 |
青色申告の65万円控除を受けるには?
青色申告の特別控除には3段階あります:
| 控除額 | 要件 |
|---|---|
| 65万円控除 | 複式簿記での記帳 + e-Tax(電子申告)または優良な電子帳簿保存 |
| 55万円控除 | 複式簿記での記帳 + 紙で申告(e-Tax未使用) |
| 10万円控除 | 簡易簿記(単式簿記)での記帳 |
65万円控除を最大限受けるには、e-Taxで電子申告することが条件です。
会計ソフトを使えばe-Taxへの送信もソフトから直接できます。
白色申告を選ぶメリット・デメリット
メリット
- 記帳が簡単(収支だけ記録すればOK)
- 事前申請が不要(いつでも始められる)
デメリット
- 節税効果がほぼない
- 赤字を翌年に持ち越せない
- 家族への給与を経費にできない
- 30万円未満の備品を一括で経費にできない
青色申告を選ぶメリット・デメリット
メリット
- 最大65万円の特別控除(e-Tax申告の場合)
- 赤字を3年間繰り越せる
- 家族への給与を全額経費にできる(青色事業専従者給与)
- 30万円未満の備品を一括で経費計上できる(年300万円上限)
デメリット
- 複式簿記での記帳が必要
- 「青色申告承認申請書」の事前提出が必要
「複式簿記」は難しい?→ 会計ソフトなら自動です
青色申告の複式簿記は、昔は簿記の知識が必要でした。
でもfreeeやマネーフォワードなどの会計ソフトを使えば、銀行やクレカの明細を読み込むだけで自動で帳簿を作ってくれます。
簿記の知識ゼロでも青色申告ができる時代です。
節税効果の具体例
青色申告65万円控除の意味:課税所得から65万円を差し引けるので、
- 所得税率10%の場合:65万円×10%=年間6.5万円の節税
- 所得税率20%の場合:65万円×20%=年間13万円の節税
さらに住民税にも影響するため、実際の節税効果はさらに大きくなります。
どちらを選ぶべき?
青色申告を選ぶべき人
- 事業所得が基礎控除(58万円)を超える個人事業主・フリーランス
- 節税したい人
- 会計ソフトを使う予定の人(ほぼ全員)
- 副業から本業に切り替えた人
白色申告でもいい人
- 副業で年収が少なく、税金がほぼかからない人
- 今年度はもう青色申告の申請期限が過ぎている人(翌年から切り替えを)
基本的には青色申告一択です。
青色申告への切り替え方
1. 「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に提出
2. 提出期限:開業日から2ヶ月以内、または1月15日以前開業なら3月15日まで
3. 会計ソフト(freee・やよいなど)を使って帳簿をつける
4. 確定申告時に「青色申告決算書」を提出
5. e-Taxで電子申告して65万円控除を適用
よくある質問
青色申告の申請を忘れた場合は?
その年の確定申告は白色申告になります。翌年から青色申告をするには、前年の3月15日までに承認申請書を提出してください。
freeeのスタータープランで青色申告できる?
できません。 freeeの青色申告にはスタンダードプラン以上が必要です。マネーフォワードはパーソナル(月1,280円)以上で対応しています。
白色申告から青色申告に途中で変えられる?
はい。翌年から変更できます。3月15日までに「青色申告承認申請書」を税務署に提出するか、e-Taxでオンライン申請できます。
e-Taxを使わないと65万円控除は受けられない?
e-Taxを使わず紙申告の場合は55万円控除になります。
65万円控除にはe-Tax(電子申告)または優良な電子帳簿保存が必要です。
会計ソフトを使えば、ソフトからそのままe-Taxで送信できます。
まとめ
| | 白色申告 | 青色申告 |
|---|---|---|
| こんな人向け | 副業で収入が少ない | 個人事業主・フリーランス全般 |
| 節税効果 | ほぼなし | 最大65万円控除 |
| 難易度 | 低い | 会計ソフト使えば低い |
| e-Tax | 不要 | 65万円控除には必要 |
会計ソフトを使えば、青色申告の複式簿記もe-Taxも難しくありません。
まずは無料トライアルで試してみることをおすすめします。