マネーフォワード クラウド会計の使い方入門【2026年版】初期設定から確定申告まで
2026-04-02
📋 目次
マネーフォワード クラウド会計とは
マネーフォワード クラウド会計は、freee会計と並ぶ国内主要クラウド会計ソフトです。簿記・会計の知識がある経理経験者や、コスト重視の個人事業主に特に支持されています。銀行・カード連携数は2,300以上と業界最多水準で、金融機関の自動連携が強みです。
初期設定の手順
ステップ1:アカウント作成とプラン選択
マネーフォワード クラウドの公式サイトからアカウントを作成します。個人事業主向けのプランは以下の通りです。
| プラン | 月額(年払) | 主な機能 |
|---|---|---|
| パーソナルミニ | 月1,280円 | 青色申告・仕訳数15件/月まで |
| パーソナル | 月1,680円 | 青色申告・仕訳数無制限 |
| パーソナルプラス | 月3,480円 | 電話サポート・税理士紹介 |
無料トライアルは1ヶ月間利用できます。
ステップ2:事業者情報の入力
ログイン後、「設定」→「事業者情報」から以下を入力します。
- 屋号または氏名
- 事業の種類(業種)
- 会計期間(個人事業主は1月〜12月)
- 消費税の課税区分(課税事業者か免税事業者か)
- 申告方式(青色申告か白色申告か)
ステップ3:銀行・カードの連携設定
「連携サービス」から利用中の銀行口座・クレジットカードを追加します。
1. 「口座・カードを連携する」をクリック
2. 金融機関名を検索して選択
3. ネットバンクのIDとパスワードを入力
4. 連携完了後、取引履歴が自動取込される
対応金融機関は2,300以上(メガバンク・地方銀行・ネット銀行・クレカ・PayPayなど)。
日々の取引入力
自動仕訳の確認・承認
銀行連携後、取引データが「未仕訳一覧」に自動取込されます。
1. 「取引」→「未仕訳一覧」を開く
2. 自動推測された勘定科目を確認する
3. 正しければ「承認」、修正が必要なら勘定科目を変更してから承認
AIが学習するため、同じ取引を繰り返し承認すると次回から自動で正しく仕訳されるようになります。
手動で取引を入力する場合
自動連携のない取引(現金支払いなど)は手動入力します。
1. 「取引」→「取引を入力」をクリック
2. 日付・勘定科目・金額・摘要を入力
3. 「保存」をクリック
よく使う勘定科目
| 取引内容 | 借方(費用) | 貸方(収入) |
|---|---|---|
| 仕事の打ち合わせ費 | 会議費 | — |
| 交通費 | 旅費交通費 | — |
| 本・セミナー代 | 研修費 | — |
| 通信費(ネット回線等) | 通信費 | — |
| 売上入金 | — | 売上高 |
請求書・経費の管理
マネーフォワード クラウドは、会計だけでなく請求書(Misocaと連携)・経費精算・給与計算など周辺サービスとシームレスに連携できます。
- マネーフォワード クラウド請求書:請求書を作成すると、売掛金の仕訳が自動生成
- マネーフォワード クラウド経費:スマホでレシート撮影→OCR読取→自動仕訳
- マネーフォワード クラウド給与:給与計算すると、給与仕訳が自動連携
決算書・確定申告書の作成
損益計算書・貸借対照表の確認
「レポート」→「損益計算書」または「貸借対照表」から、リアルタイムで業績を確認できます。
青色申告決算書・確定申告書の出力
1. 「確定申告」メニューを開く
2. 決算整理仕訳(減価償却・期末棚卸など)を入力
3. 「青色申告決算書」を確認・修正
4. 「確定申告書」を作成
5. e-Taxで電子申告(マイナンバーカード必要)
e-Taxで申告すると青色申告特別控除が最大65万円になります。
マネーフォワードが向いている人
- 簿記の知識がある経理経験者(複式簿記の画面が直感的)
- 金融機関の連携数を重視する人(楽天銀行・各種ネットバンクも対応)
- コスパ重視の個人事業主(月1,280円〜)
- 請求書・経費・給与を一元管理したい人
freeeとの主な違い
| 比較点 | マネーフォワード | freee |
|---|---|---|
| UI設計 | 簿記ベース(借方・貸方あり) | 家計簿ベース(借方・貸方なし) |
| 初心者向けか | △(簿記知識があれば◎) | ◎ |
| 金融機関連携数 | ◎(2,300以上) | ○ |
| 料金(最安プラン) | 月1,280円 | 月980円 |
| スマホ対応 | ○ | ◎ |
よくある質問
無料プランはある?
個人向けの完全無料プランはありませんが、1ヶ月間の無料トライアルが利用できます。
楽天銀行は連携できる?
はい、楽天銀行・楽天カードはマネーフォワードに対応しています(freee会計では直接連携できないケースがあります)。
白色申告でも使える?
使えます。パーソナルミニ以上のプランで白色申告・青色申告ともに対応しています。
まとめ
マネーフォワード クラウド会計は、金融機関の連携数が業界最多で、簿記経験者には特に使いやすい会計ソフトです。初期設定→銀行連携→日々の仕訳承認→確定申告書の作成という流れで、会計業務を効率化できます。まずは1ヶ月の無料トライアルで試してみましょう。